湘南日々記
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平塚市自然環境評価書(生物編)~西部丘陵地域の自然~ 2017-05-14
平塚西部丘陵-自然

平塚の市街地から日向岡トンネルを抜けると、景色が一気に変わり雑木林や畑が広がる
緑豊かな丘陵が目の前に広がります。
この土屋・吉沢地区は、平塚西部丘陵地域と呼ばれ、市内でもっとも自然環境が豊かで、
貴重な里山の景観が残る地域です。

この地域に通うきっかけになったのは、偶然見つけた次の資料です。
平塚市自然環境評価書(生物編)~西部丘陵地域の自然~

平成17年に平塚市が200部ばかり作成配布したもので、一時はPDF公開されていました。
今では市内の図書館に1~2冊保管される程度で、寂しい状況です。

自然環境評価検討委員の中に元平塚市博物館館長の故・浜口哲一先生の名があり、
調査・編纂の指導をされたものと想像します。

土屋・吉沢を29の地域に分け、植生の調査、水系の調査を踏まえて、観察される鳥類、
両生類、昆虫類、魚類が整理されており、環境保全に力を入れる自治体の素晴らしい
資料集だと思います。
折角の成果物は、ぜひ増刷して図書館の蔵書を増やして市民の啓蒙書として欲しいものです。

参考までに、元平塚市博物館館長の故・浜口哲一先生は著名な方で、多くに人に愛された方
でした。著書「生きもの地図が語る街の自然」 岩波書店 などがあります。

日本野鳥の会では、浜口先生の指導を受け、先生が提唱されるトコロジストの入門書を出版して
います。
箱田敦只著 トコロジスト―自然観察からはじまる「場所の専門家」 日本野鳥の会

平塚市自然環境評価書(生物編)~西部丘陵地域の自然~ は、これらの人たちを育てる貴重な
参考書になると思います。

<参考 平塚西部丘陵でわずかに見られる鳥たち>
オオタカ
(オオタカ)
サンコウチョウ
(サンコウチョウ)



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成年後見人から依頼された建物滅失登記 2016-11-26
高齢で施設に入られているAさんの成年後見人から、建物滅失登記の依頼がありました。
相続問題として参考になりますので、成年後見人制度と建物滅失登記についてご紹介します。

成年後見人制度は、高齢で認知症になって悪徳商法にひっかかり本人及び家族に迷惑が及ぶ
ことがないよう、理解しておく必要がある制度だと思います。

後見制度
成年後見制度 ←クリックするとパンフレットが開きます。)

【事例】
Aさんの財産処分のため、成年後見人は土地・建物の共有者と共に不動産会社に売却する契約を
交わし、建物は既に取り壊されて更地になっています。

①成年後見人制度
後見対象となる人は、判断能力が欠けているのが通常の状態の方で、本人・配偶者・親戚などが
家庭裁判所に申し立てて、成年後見人を選定してしてもらいます。
成年後見人は本人の利益を考えながら、本人を代理して契約などの法律行為をしたり,不利益な
法律行為を後から取り消したりすることによって,本人を保護・支援します。

②建物滅失登記
建物がすでに滅失している事実を報告する登記です。
土地と建物は別個の権利で守られており、更地で売買するためには 建物滅失登記が必要
になります。共有者の一人から申請できます。

③必要な書類
取壊しなどの事実を証する解体業者の書面が必要です。その他に、第三者の権利、例えば
抵当権等が設定されていれば、金融機関等の承諾書が必要です。
その他に、
成年後見人の登記委任状、
成年後見人等の権限が登記されている登記事項証明書、
成年後見人の印鑑証明書
が必要になります。

④登記の申請人
登記申請人は。あくまで登記名義人であるAさんです。
成年後見については、申請時の添付書類に登場するだけです。


「ららぽーと湘南平塚」がオープン 2016-10-04
今日は、「ららぽーと湘南平塚」のプレオープンでした。
自宅から徒歩8分の場所ですから、早速行ってみました。
通常使われるこの進入路は、招待客専用だったようで閑散としてましたが、
中では人がごった返してました。とても大きな商業施設で、これからが楽しみです。

ららぽーと_0267A


ららぽーと_0262



突然、「Windows 10」ログイングイン画面が表示
驚きました。パソコンを立ち上げたら、「Windows 10」ログイン画面です。
業務ソフトの現バージョンは、「Windows 10」未対応ですから、大変なことになる!

冷静さを取り戻して画面を見ると、右下を見ると「次に」と書かれています。
クリックすると、アップグレードの承諾を求める画面が出てきました。

「拒否」を選択すると、旧バージョンのOSに戻るが、かなりの時間を要すと
警告してきました。 バカヤロー、悪質ウイルスと同じじゃないか。

もちろん、「拒否」。旧バージョンのOSで立ち上がるのに15~20分かかったかな。
結果はこれです。

windows10

WindowsUpdateは自動更新のままなので、同様な現象が再発する可能性あり。
他のPCでも発生は時間の問題でしょう。
巨大企業のモラルを疑いますよねー!!





野鳥歳時記 平成二十七年 12月 越冬地・平塚のシギ
平塚は相模湾に面し、冬でも積雪がない温暖な地域です。
新幹線の高架附近から北側に豊かな水田地帯が広がり、春や秋の渡りのシーズンには
多様なシギ・チドリがやって来ます。

Drイエロー_20151209
(2015-12-09 平塚)

平塚で越冬するシギもいて、10数羽のタシギの群れが毎年越冬する場所に、今年はなんと、
タマシギのオス・メス数羽の群れが加わりました!

タシギ_20151215
(2015-12-15 平塚)

タマシギは7月末頃現れて、メスは排卵すると他のオスを求めて去り、残ったオスが抱卵から
子育てまで引き受けます。
夏の炎天下で蒸せ返る稲田の中に身を隠し、子育てに専念する姿には頭が下がります。

タマシギ-1_20151210

タマシギ-2_20151210

タマシギ-3_20151210
(2015-12-10 平塚)

大変警戒心が強いシギで、しかもオス・メス同時に見られるとは、素晴らしいことです。

場所は異なりますが、タゲリも数羽以上の群れで、市内の数カ所で越冬しています。
頭の上にアンテナがある変わったファッションですね。(なお、シギでなく、チドリです。)

タゲリ_20151101
(2015-11-01 平塚)

県下最大の農耕地帯が、シギ達に豊かな恵みを提供しているわけで、素晴らしいことです。

野鳥歳時記 平成二十七年 9月 白樺峠のタカの渡り
タカの仲間であるサシバやハチクマは、春になると東南アジアから渡ってきて、秋には去って
行く渡り鳥です。

この秋、国内有数のタカの渡りの観察地と知られる信州・白樺峠で見た光景は圧巻でした。

松本から梓川を遡り、安曇野をぬけ、奈川渡ダムからさらに奥深い林道に、その白樺峠・
タカ見の広場はあります。

目の前に広がる稜線をタカが越えてやってきます。

白樺峠-1

双眼鏡でなぞっていくと、小さな点のような鳥が1羽、2羽と姿を現し、その数を増すとゆっくりと
稜線を越えて旋回を始め、サシバの群れが一気にこちらにやって来ます。
その光景は見飽きることがありません。

白樺峠-2

白樺峠-3

白樺峠-4

白樺峠-5

こちらはハチクマです。

白樺峠-6

9/14、9/15の二日間、白樺峠に通いましたが、特に9/15はシーズン最多のサシバ 3100羽、
ハチクマ 404羽が報告されています。

白樺峠のタカの渡りは写真ではなく、水谷高英氏のスケッチがお勧めです。

野鳥フィールドスケッチ (BIRDER SPECIAL) 水谷 高英 (著) P86~P87

タカの渡り全国ネットワーク 23 信州 白樺峠

ふれあい自然探鳥会 「タカの渡り観察の詳細記事」を参照

登記情報提供サービスで地番検索が可能に
 登記情報提供サービス(有料)で地番検索が可能になりました。

地番検索メニュー

地番検索

従来、ブルーマップと呼ばれる『住宅地図』の上に、登記所備付の「公図」の内容を
重ねせて印刷したものがないと、「住所」から不動産登記の「地番」を探せませんでした。

このため、法務局に出かけて閲覧したり、法務局に問合せていました。

今月から、神奈川県も、インターネットでこの情報が閲覧できるようになりました。

日常的に不動産登記に関わる職業にとって、とても助かります。

土地の税金の見直し、土地家屋調査士からの提言 <その1>
土地家屋調査士は、売買、相続、道路拡幅といった社会の様々なニーズのため、土地の測量や
登記の専門家として、土地を分筆・合筆・地目変更することで区画形状や用途を変更するお手伝い
をしています。

土地と税金

多くの機会に立ち会う土地の専門家から見れば、土地の利用形態から税金の様々な減額要素
がみつかります。

土地、家屋の所有者に対して、毎年1月1日(賦課期日)時点の固定資産評価額をもとに、固定
資産税や都市計画税として、市町村が算定した税額が一方的に通知されます。

評価額をもとに決められる課税標準額の1.4%が固定資産税、さらに市街化区域の土地は課税
標準額の0.2%が都市計画税(市街化区域のみ)です。

同じ評価額がベースとなりますから、ここでは固定資産税に絞って進めます。

当然のことですが、評価が減少すれば、次年度から固定資産税は安くなります。
税の過払いがあった場合、請求すれば5年間も遡って払い戻されます。

資産を適正に評価しておくことは、相続が発生した時にも安心です。
折しも、相続税法が改正され、これまで相続税と無縁だった中流家庭までが課税対象になって
きました。

毎年4月頃に送られてくる固定資産税の納税通知書と土地の登記簿をお手元に、資産を見直し
てみませんか。

1. 地目 
土地の評価は、一般的に高い順に並べると
   宅地 > 雑種地 > 農地
ですが、実際は評価額に対する特例率や負担調整措置があり一様ではありません。

まず、公衆用道路は非課税ですから、これから検討しましょう。

  ○利用の実態は宅地ではなく、道路になっている土地なら
   ⇒ 公衆用道路に地目変更登記をしましょう

  ○公道が狭く、分筆はしてないけど、セットバックしているなら
    ⇒ 分筆することにより非課税になります
  
2. 宅地
宅地については、税務上は住宅用用地や非住宅用地など細かく区分されています。

【小規模住宅用地】 200㎡以下の部分
 課税標準額=評価額×特例率 (1/6)

【一般用住宅用地】 敷地の200㎡を超える部分
 ①店舗・事務所などの敷地
 ②床面積の10倍までの敷地
 課税標準額=評価額×特例率 (1/3)

【 非住宅用地】     商用地
 特例がないので路線価の7割

【市街化農地】    田、畑
 課税標準額=評価額×特例率 (1/3)

住宅の建築用地や建設中の土地は非住宅地となり、住宅用地の減額特例の適用がなくなり
ます。賦課期日が1月1日であることに注意しましょう。
更地にすることもできず、空き家のままの建物が増えて大きな社会問題となっています。
実際は3~4倍程度の負担増になるようです。

○土地の面積が実測すれば登記簿の面積より少ない ⇒ 正しい面積に課税されます

○自宅を増築すると ⇒ 増築の登記で、その面積の10倍分の土地が1/3の評価になります

○二世帯住宅が区分登記されている場合、小規模宅地の特例が相続では適用されなくなる
  ⇒ 非区分建物に変更する区分建物合併登記をしましょう

実際の土地は、その形状、権利関係、利用状況と、状況はひとつひとつ異なります。このため、
細かく複雑な土地評価制度が決められ、それに基づいて課税評価されています。

なんとか、この「土地評価」の迷宮に踏み込んでみたいと思います。
それは、証明資料となる測量図などを用意できるのは、土地家屋調査士だからです。


野鳥歳時記 平成二十七年 3月 春を告げる レンジャクの群れ
 3月になると、大磯丘陵のヤブラン群生地に、レンジャクの群れがやって来ます。

キレンジャクA_20150317

褐色で、長いかんむりが特徴の美しい鳥で、翼や尾の先が朱色のヒレンジャクに、

黄色のキレンジャクが混じります。

例年1羽程度のキレンジャクは、今年は十羽近い群れで、楽しませてくれました。

キレンジャクB_20150317

レンジャク2種C_2015031
(2015-03-17 大磯丘陵)

ヒレンジャクは飛翔時に広げる、朱色の尾羽根が目立ちます。

ヒレンジャクE_20140315
(2014-03-15 大磯丘陵)

キレンジャク飛翔D_20150317
(2015-03-17 大磯丘陵)

キレンジャクは尾羽根を広げることは稀で、黄色の翼紋が飛翔時のアクセントです。

丹沢・大山の周辺部では、2月半ばに好物のヤドリギの木にやって来るのですが、

ヤブラン群生地には3月初めに到来して、春分の日の直前に去って行きます。

まさに、「湘南に春を告げる鳥」ですね。

里山保全を行っている方たちによると、六年前までは、人の背丈を超える笹に

覆われていたところで、笹刈りを繰り返して、ヤブランを増やし、レンジャクが

訪れるまで、二、三年かかったそうです。

ヤブランを大切にして、恵まれた環境を保持したいですね。



野鳥歳時記 平成二十七年 2月 冬の鷹(タカ)
様々なタカが上空を通過する、秋の「タカの渡り」を秦野市・権現山で見て、

すっかりタカに魅せられました。そこで今年は、少しは近い距離で見られる、

冬の鷹(タカ)に力を入れました。

クマタカ-1.jpg

クマタカ-2.jpg
(2015-02-11 丹沢湖)

森林に生息するクマタカに会うため、丹沢湖まで出かけました。

猟銃の砲声や犬の鳴き声が対岸から聞こえ、今日もダメかと思いながらも頑張って

待っていると、悠然とクマタカが現れ、山筋を悠々と旋回し始めました。

翼の下部の横紋が鮮やかで、実に力強い風格を見せてくれ、寒さも忘れます。

頬に熊のような黒い部分があるから、あるいは、力強いという意味の由来でついた

名前だそうです。

ミサゴ-1.jpg

ミサゴ-2.jpg
(2015-01-25 茅ヶ崎)

水面にダイブしてボラなどを捕るミサゴの英名は、あのオスプレイです。

相模川の中流域の中洲で休憩している姿を見かけますが、少し遠いのが残念です。

冬場は河口で、すぐ目の前でダイブしてくれるのですが、この個体は失敗続きです。

魚影がたくさん見えているのに、虚しく水面から飛び上がる姿ばかりです。

数日後には、遠くでダツというサヨリに似た魚を、なんとか掴んでいました。

ハヤブサ-2.jpg

ハヤブサ-3.jpg
(2015-02-16, 28 平塚北部)

冬場には、平塚の耕作地に、ハヤブサがやって来ます。

断崖の上や高い鉄塔の上にいるイメージが強いのですが、このハヤブサは

電柱の上に留まり、ゆっくりと周囲を観察して動じません。

やがて首を伸ばしたり、周囲を見渡して、翼を広げると、勢い良く飛び去ります。

その素早い加速には、驚かされます。




プロフィール

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Author:湘南日々記
土地家屋調査士 西山啓示のブログに、ようこそ!
事務所を神奈川県平塚市の市役所・八幡山公園前に置いております。
このブログでは、地元の自然、地誌、業務など、気の向くまま書き綴ってます。



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