
「黒部ルート見学会」 ~その2~ |
「黒部ルート見学会」 の後半は、立山黒部アルペンルートで、以下のとおりです。
黒部湖→(ケーブルカー)→黒部平→(ロープウエイ)→大観峰→(トロリーバス)→ 室堂平→(高原バス)→美女平→(ケーブルカー)→立山→(電車)→富山(泊)
乗り物の数が多いので、運賃も高額です。

黒部湖駅からケーブルカーで黒部平に昇り、さらに大観峰までロープウェイです。 背後に黒部湖が見えます。

大観峰から室堂まで、ほぼ一直線の立山トンネルをトロリーバスが爆走します。 対向車は途中で出会う、この1台だけです。

室堂はまだ一面雪の中です。

高原バスの両脇には、まだ雪の壁があります。

弥陀ケ原でしょうか、一面雪です。

称名滝が見える辺りでは、緑が美しい高原が続き、バスのモニターで高山植物の解説が ありました。

美女平からケーブルカーで約500m下って、立山黒部アルペンルートの終着の立山駅に着き ました。

電鉄富山駅まで約1時間、富山市内のビジネスホテルを宿にしました。 翌朝も良く晴れ、最上階の大浴場から立山連峰の山々、特に剣岳まで識別でき、 天気に恵まれた旅でした。
帰りは金沢市内、21世紀美術館と能楽美術館に立ち寄りました。 特に、能楽美術館では無料で着付け体験ができます。 妻の変身した姿に驚かされる、楽しい旅の終わりでした。

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「黒部ルート見学会」 ~その1~ |
関西電力・北陸支社の「黒部ルート見学会」に参加しました。 台風接近で関東は雨でしたが、富山県は幸い快晴で満喫できました。 今回は、長文で旅の模様を報告します。

きっかけは平塚商工会議所が主催した「黒部の太陽」上映会です。(⇒「黒部の太陽」上映会) 最近やっと、DVD化され、いつでも見ることができます。
修学旅行で大町ルートから行ったことがありますが、昔のことです。 富山県側からもう一度行きたいと考えていたら、関西電力の見学会を知りました。 かなりの高倍率ですが、幸い、平成25年度第1回目に参加できました。 (「黒部ルート見学会」 / 「応募状況」)
観光マップに今回の見学ルートと帰路を追記しました。乗り物一杯の強行軍です。
宇奈月温泉(前泊)→(黒部峡谷鉄道)→欅平→【関西電力黒部ルート】→黒部ダム 黒部湖→(ケーブルカー)→黒部平→(ロープウエイ)→大観峰→(トロリーバス)→ 室堂平→(高原バス)→美女平→(ケーブルカー)→立山→(電車)→富山(泊)

黒部峡谷鉄道宇奈月駅から一日が始まります。

7時57分発のトロッコ列車に乗り込みます。この鉄道施設は関西電力の電源施設保守の ための資材・作業員運搬用のものだそうです。

宇奈月を出発すると、75分間のトロッコ列車の旅が始まります。


お城のような、新柳河原発電所

後曵橋を走るトロッコ列車。欅平まで21個のトンネルと41個の橋があるそうです。 黒部峡谷に沿ってトロッコ列車がひた走ります。

欅平到着後、関西電力関係者の担当者から説明を受け、トロッコ列車で500m先の 竪坑エレベータに向かいます。

竪坑エレーベータは仙人ダム建設のために作られたもので、200m上昇します。

展望台があり、建設当時、泡雪崩という事故があったところです。 白馬鑓岳、天狗頭の山々が見えるそうです。

これから、上部専用鉄道(高熱隧道)をバッテリートロッコ列車の耐熱客車で 6.5Kmを走ります。工事当時は岩盤が165℃にまで達し、大変な難工事 だった場所です。




詳細は、吉村昭著、「高熱隧道」で紹介されています。
仙人ダムとその下を流れる渓流


黒四発電所に到着

発電所施設を見学。4台の発電機があります。

ダムの水を受け留める水車(予備)も展示されています。

4号水車(日立製)を見学しましたが、大変な高速で回転しており、激しい風にも 圧倒されました。



ここから、インクライン(産業用ケーブルカー)で斜度34°を815m昇り、 黒部トンネルに向かいます。大変な勾配の斜面ですが、途中から黒部ダム出発コース の見学者達と中間点でスレ違います。




黒部トンネルに到着

専用バスに乗り換え、黒部ダムに向かいます。

途中の展望台に立ち寄りました。剣岳、八ツ峰は、僅かに雲に隠れ見えませんでした。

40分後、黒部ダム到着。改札口で解散。お世話になりました。

左側の展望台から階段を下り、ダム天端に向かいました。


犠牲者の像の前で目礼。ダムの反対側にある黒部湖駅に向かいます。 帰路の黒部立山アルペンルートは次回で報告します。

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湯めぐりの記録 |
勤めていた会社の仲間たちと、毎年のように「日本秘湯を守る会」の加入温泉を巡ってきました。 その内容を忘備録として記録しておきます。
「日本秘湯を守る会」の温泉は、時代の流れから取り残された感のあった山の宿で、 温泉のよさを守り、自然環境の保持、保全に努めている温泉です。 かならずしも源泉かけ流しではありませんが、癒しのひと時を確実に提供してくれます。
毎年幹事を務めてくれる方の努力で、長年続いています。
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<温泉名> <旅館 リンク> <日程> 塩原温泉 大出館 H11.2.13 松川温泉 松楓荘 H12.2.19 奥鬼怒温泉 八丁湯 H13.2.17 鷹の湯温泉 鷹の湯温泉 H16.1.31 七味温泉 七味温泉ホテル渓山亭 H17.11.25 青根温泉 湯元不忘閣 H18.2.4 芦ノ牧温泉 仙峡閣 H19.2.3 大湯温泉 阿部旅館 H20.3.1 新高湯温泉 吾妻屋旅館 H21.2.21 法師温泉 法師温泉長寿館 H21.7.11 中山平温泉 琢秀 H22.1.23 地獄谷温泉 後楽館 H22.7.10 温川温泉 温川山荘 H23.1.22 乳頭温泉 鶴の湯温泉 H23.1.23 藤七温泉 彩雲荘 H23.6.25 笹倉温泉 龍雲荘 H24.1.14 滑川温泉 福島屋 H24.6.16 曲水温泉 曲水苑 H25.1.15 鳴子温泉 ますや H25.1.19 立寄り 赤倉温泉 三之丞 H25.1.19 横向温泉 マウント磐梯 H25.1.20 東山温泉 御宿東鳳 H25.1.21 立寄り 銀山温泉 能登屋旅館 不明 白布温泉 東屋旅館 不明 栃尾又温泉 自在館 不明
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