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湘南日々記
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最近読んだ本 「山はどうしてできるのか」 藤岡換太郎著
 「山はどうしてできるのか」 藤岡換太郎著

山はどうしてできるのか―ダイナミックな地球科学入門 (ブルーバックス)山はどうしてできるのか―ダイナミックな地球科学入門 (ブルーバックス)
(2012/01/20)
藤岡 換太郎

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東日本大震災以後、日本列島は地球表面に浮かぶ数枚のプレートに乗っかった危うい存在だということ

を思い知らされました。

このプレートテクトニクス理論は、地質学は門外漢のドイツの気象学者、ウエーゲナーがちょうど100年

前に大陸移動説を提唱したことに始まるそうです。

「すべての大陸は、もとは1つの大陸だった。この大陸が分裂を開始し、いくつかの大陸に分かれて、現在

の位置に移動してきた。」

こう考えると、地質構造や気候、生物の分布や進化がうまく説明できると考えたのです。

しかし、「大陸を動かす力がいったい何なのか」との学会での問いかけに、彼はうまく答えられず、調査先

のグリーンランドで命を落とし、彼の大陸移動説も忘れ去られかけたそうです。不遇な天才ですねー。



その後、マントル対流、地磁気の研究で彼の大陸移動説は復活して、実際に深海に潜っての海洋底

調査も進み、海底が大陸を動かしていることが分かってきたのです。

本書はそんな、地理学上の歴史にも触れながら、たくさんの写真や図使って、山を1合目から10合

目までステップを踏んで登るように分かり易く、プレートの活動や、山のでき方、日本の山の成り立ちを

解き明かしてくれます。


藤岡 換太郎先生は独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の海洋地球情報部特任上席研究員。

潜水調査船「しんかい6500」で世界の深海に潜って調査研究をされてきた地球科学の第一人者です。
大航海時代を生きたダーウインやフンボルトのような、未知を求めて活躍する探検者なのですね。

平塚博物館には良く来られて、何回か講演を拝聴する機会がありました。
「相模湾八景」と題したお話はPDFでも参照可能です。

新日本八景 第1景:相模湾八景 其の一 初島生物群集
相模湾八景 其の一 初島生物群集
JAMSTEC書誌カタログ分類一覧

もしかしたら、ID登録が必要かも。ビジュアルなサイエンスマガジンです。

追記:大陸移動については、こちらも参考になります。
大陸移動→ マントル対流→地球の歴史




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事務所を神奈川県平塚市の市役所・八幡山公園前に置いております。
このブログでは、地元の自然、地誌、業務など、気の向くまま書き綴ってます。



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